韓国ドラマGUIDE

韓国ドラマ・映画・俳優に関するブログ

韓国ドラマ 【ジョンニョン: スター誕生】 : 韓国で女性国劇のブームを起こした話題作!

韓国人にも珍しい1950年女性国劇団というユニークな世界! 歌と演技、二名の天才少女達が描くまるで’ガラスの仮面’ミュージカル版。

JeongneonJeongneonJeongneonJeongneonJeongneon
tvN ジョンニョン

韓国人にも見慣れてない、女性国劇の世界に一瞬に魅了される。このドラマのおかげで、女性国劇の人気が急増し、毎回チケットが売り切れ中、さらに新作の発表も活発になったそう。

映画’お嬢様’とドラマ’悪鬼’で演技力とスター性の両方を認められた彼女の信じ難い歌唱力と天才少女達の競争と成長であっという間に一話が終わっちゃう。宝塚とはまた違う韓国の女性国劇って面白い。

[目次]

1)ドラマ概要

2)こんな方にオススメ

3)企画コンセプト

4)あらすじ

5)登場人物

ドラマ概要

ジャンル: 時代劇、ミュージカル

話数:12話

放送チャンネル : tvN (日本ではDisney Plus+)

キャスト:キム・テリ、シン・イェウン、ラ・ミラン、チョン・ウンチェ、キム・ユンへ

放送時期:2024年10月ー2024年11月

視聴率:1話4.8% - 12話16.5%

受賞:* 2024年 第10回 APAN Star Awards 中編ドラマ部門 女性優秀演技賞 (チョン・ウンチェ)
* 2024年 第10回 APAN Star Awards 作品賞 (チョンニョン)
* 2024年 第10回 APAN Star Awards 大賞 (キム・テリ)

JeongneonJeongneon
tvN ジョンニョン

こんな方におすすめ

・ ミュージカル好きな方

・ 宝塚好きな方

・ 漫画’ガラスの仮面’のファン

・ 天才達の競争&成長の物語好きな方

企画コンセプト

.歴史の中に忘れ去られた女性国劇の

短くも華麗な全盛期に関する物語です。

 

1948年に女性国楽同好会が組織されたことを

始まりとして、女性だけで構成された

女性国劇という新しいジャンルが現れました。

瞬く間に大衆の心を掴むことに成功した女性国劇は、

韓国戦争中もその人気は衰えず、

戦争が終わると最盛期を迎えました。

JeongneonJeongneon

tvN : ジョンニョン

しかし、映画やテレビという新しいメディアが

人気を集め始めたことで、

女性国劇の華麗な全盛期は

あまりにも早く幕を閉じることになりました。

 

今ではその存在を知る人でさえ多くはありませんが、

私たちの歴史の中で確かに存在し、

そして圧倒的な人気を誇った

女性国劇と、その俳優たち、彼女たちの歓喜と挫折、

笑いと涙を描いていきたいと思います。

 

.女性国劇団という独特な空間を背景にした

チョンニョンとヨンソ、二人の国劇の天才の成長期

 

チョンニョンは誰かに正式に教わったことはありませんが、歌、演技など

生まれ持った才能があまりにも突出しているため、多くの人の目に留まります。

何の背景も、持っているものもないチョンニョンが

手探りで一つずつぶつかりながら

国劇を学んでいくとしたら、ヨンソはまさしく選ばれたエリート中のエリート。

 

有名なソプラノを母親に持つヨンソは、幼い頃から

国唱と呼ばれる師匠から歌を学び成長したエリートです。

Jeongneon

自分を脅かすように追いかけてくるチョンニョンの天才的な才能に

ヨンソは常に緊張し、不安を感じます。

チョンニョンもまた、自分がヨンソより

やっと一歩リードしたと思った瞬間、

ヨンソが二歩も先を行っていることに気づき驚きます。

JeongneonJeongneon

性格、育ってきた背景、気質まで、最初から最後まで全てが違うため、

チョンニョンとヨンソは常にぶつかり合いますが、

ある瞬間、彼女たちは気づきます。

実は相手がいたからこそ、自分たちが

常に成長することができたのだと。

あなた(相手)がいたからこそ、ここまで来ることができたのだと。

二人の天才の葛藤の物語を重点的に描いていきたいと思います。

 

.どんな瞬間にも諦めず

夢を追いかける輝かしい人々の物語

 

1950年代後半、韓国戦争直後のソウルは絶望の中でも

日常のあちこちで戦争の傷を癒そうとする

希望と生命力もまた育っていました。

 

暗い時代でしたが、今のように、あの頃も希望は

常に日常の中で夢を見ながら芽生え始めました。

女性国劇が華やかに花開いたのは、皮肉にも

戦争が終わった直後の1950年代中後半。

暗く絶望の時代だと思われたあの時、

Jeongneon

tvN ジョンニョン
夢を追いかけ走っていく人々がいました。

どんな瞬間にも諦めず夢を追いかける

輝かしい人々の物語を書いていきたいと思います。

あらすじ

1950年代の朝鮮戦争後の貧しい韓国。木浦という地方で魚を売っている少女、チョンニョンは生まれつきのパンソリ(韓国の伝統的な歌)の名手で人々を魅了する。彼女の母親は、チョンニョンが歌うことを極度に嫌っていたが、ある日偶然、彼女の歌声を市場で聞いた国劇界の大スター、ムン・オッキョンは、彼女の非凡な才能を見抜く。

JeongneonJeongneon

tvN ジョンニョン

オッキョンは、メラン国劇団で行われるオーディションにチョンニョンを連れて行く。大スターの推薦を受けたため、逆にチョンニョンは同年代の少女たちの妬みや嫉妬で辛い時間を過ごすことになる。 チョンニョンはそこで、天才少女と呼ばれる絶対的な実力者ヨンソと一生の友達になるジュランに出会う。


チョンニョンとは異なる生育環境、歌スタイルを持つヨンソは、エリート出身で母親や家族に認められたいとひたすら努力する子。 今までライバルに出会ったことが一回なかったほどの腕前を持つヨンソは、突然現れたチョンニョンの天才的な実力に嫉妬と競争心を抱き始め、二人は互いを牽制しながらも、相手を意識し合いながら成長していく。

研究員たちの公演 『春香伝』で、チョンニョンは同僚たちの妨害や様々な困難の中でも、見事に房子役(使い物)をこなし、全ての人々を驚かせる。新たな国劇スターの誕生の場だった。

JeongneontvN ジョンニョン

Jeongneon

登場人物

ユン・ジョンニョン(キム・テリ)

19歳、梅蘭国劇団研究生

Jeongneon

tvN ジョンニョン

「オムニ(お母さん)に殺される時は殺されるとしても、今はやりたいことをやらなきゃ」

パンソリの天才少女。生まれ持った音色、豊かな音量、高音と低音を自由自在に操る広い音域、胸に迫る感情表現まで、まさに音語り(ソリクン)の基礎をすべて兼ね備えている。ジョンニョンは幼い頃から歌うことが好きだった。思い通りに声が出せることも、人々がジョンニョンの歌声を聞いて反応してくれることも、すべてがゾクゾクして気持ちの良いことだった。

 

しかし、どういうわけか母のヨンレは、ジョンニョンが歌うことを極端に嫌っていた。ジョンニョンが歌うたびに、涙が出るほど叱りつけ、すねを叩き、食事を抜かせた。それでもジョンニョンは歌うことが好きで、母の目を盗んで歌った。おまけに市場で歌えばちょっとした小遣い稼ぎにもなるのに、母はどうしてそんなに嫌がるのだろうか。

 

歌が上手いだけではない。しっかり者としても有名で、アサリもよく獲り、魚もよく売り、何でもやると決めたことは徹底的にやり遂げる。砂漠に10回落とされても10回とも生き残るであろう恐ろしい生活力と根性を持っている。性格も明るく、誰とでも友達になれる恐るべき親和力を持っている。19歳になるまで、ジョンニョンの世界は木浦がすべてで、ただ願いといえば三食きちんと食事をすることだけだった。そんなジョンニョンの小さな世界は、ソウルからやってきたオクギョンに出会ったことでひっくり返ってしまう。

 

当代きっての有名な国劇俳優であるオクギョンを通して、ジョンニョンは生まれて初めて国劇公演を観て、想像もできなかった世界に心を奪われてしまう。紆余曲折を経てソウルの梅蘭国劇団に入ることになったジョンニョン。目標はただ一つ。ムン・オクギョンのように国劇団の男役になること。ジョンニョンは国劇団に入るとすぐに、国劇団の王子様であるオクギョンの寵愛を受けているという理由で、皆の憎しみを一身に受けることになる。

 

そんな中、チュランだけがジョンニョンに優しく接してくれる。周りが憎もうがどうだろうが、生まれ持った生存本能と根性で耐えていくジョンニョンにも、どうしても解決できない人物が一人いる。それは運命のライバルとなるルームメイトのヨンソ!冷たくて高飛車で、まるで吹雪のような生意気な娘。

 

ヨンソ本人は名唱の元で正式なルートを辿ってきたエリートであり、ジョンニョンは市場で歌っていただけのヤツだと、露骨にジョンニョンを無視するヨンソ。腹は立つが、ヨンソの実力がずば抜けているので何も言えない。一生歌なら自信があったのに、ヨンソの歌を聴いてジョンニョンはハッとした。「そりゃ、得意げにもなるわ…」

 

ジョンニョン自身も知らなかった才能がもう一つあった。それは演技。どんな役でも恐ろしいほど没頭して、観る人を魅了する演技ができるジョンニョン。その才能が開花し始め、ヨンソに対抗するダークホースとして急浮上しようとした矢先、ジョンニョンは一度も考えたことのない難関にぶつかり、挫折してしまう…。

 

ホ・ヨンソ(シン・イェウン)

19歳、メラン国劇団研究生

Jeongneon

「あなたの相手役である私の実力が良かっただけよ、あなたの実力が良かったんじゃないわ!」

気位の高い氷の姫。絶対に自分から心を開くことはなく、人に心を許すこともしない。プライドと傲慢さを鉄壁のように身にまとい、辛ければ辛いほど、苦しければ苦しいほど、顔をさらに上げ、誰にも頭を下げて譲歩することはない。国劇団員たちはヨンソを「聖骨の中の聖骨」と呼ぶ。

 

父親は医科大学の学長で、母親は有名なソプラノ歌手、姉のヨンインも今まさに人気上昇中のソプラノ歌手という、富と名誉、教養を備えた家柄である。ヨンソも幼い頃から声楽を習ったが、早い段階で悟った。声楽では姉を超えることはできないと。このまま姉の陰に一生いたのでは、母親の愛情を一度も受けることなく終わってしまうと。

 

ヨンソは声楽を諦め、名唱の元でパンソリを学んだ。骨を削るような努力の末、師匠からも認められる実力を身につけた。その頃、国劇に出会い、国劇の魅力に惹かれていく。母親は両手を上げて反対したが、ヨンソはどうしても国劇団に入ってしまう。しかし、依然としてヨンソは母親の手のひらから自由ではない。

 

今でも母親の承認を切実に願っており、母親の温かい励ましの言葉が恋しくてたまらない。声楽の神童だった姉が、有名なソプラノ歌手として成長していくにつれて、母親の愛情をたっぷりと受けているのがただただ羨ましく、嫉妬してしまう。いつか私が国劇で男役を演じたら、母親も姉を見る時みたいに、私をそんな温かい目で見つめ、誇らしく思ってくれるだろうか。ひたすらその日のために、ヨンソは毎分毎秒を熾烈に生きている。

 

一日でも早く母親の承認を得たいという思いから、ヨンソは常に何かに追われているような気分だ。歌、踊り、演技テクニックは何一つとして欠けることなく、確かな基礎を身につけているが、ヨンソは自分の弱点をいつの頃からか常に意識していた。それは、役柄にどっぷりと浸かって没頭することができないということ。舞台に立った時に楽しむことができないということ。

 

そんなヨンソのコンプレックスを容赦なく刺激するのが、まさにジョンニョンだ。素晴らしい歌の実力もそうだったが、演技!ジョンニョンの演技を見て、後頭部を殴られたような気がした。まるで、演じる役と一体化してしまったかのようなジョンニョンの演技。自分は今まで一度も経験したことのない、そんな没入と集中を、国劇を始めたばかりのジョンニョンはやってのけていた。

 

ヨンソは精一杯ジョンニョンを無視したいと思うが、そうすればするほどジョンニョンの恐ろしい才能に不安になる。そして憎らしくなる。私の努力の重みは、本にジョンニョンの生まれ持った才能の前では無意味なのだろうか?しかし、ヨンソはまだ自分の潜在能力の半分も知らないでいる。

 

カン・ソボク(ラ・ミラン

43歳、梅蘭国劇団団長

Jeongneon

tvN ジョンニョン

「私は嫌だという人を無理やり捕まえて教えたりしない。誰でも芸人の道を行けるわけじゃないから」

クールなカリスマの持ち主。10数年前、女性名唱として名を馳せていた頃、「女同士で唱劇をするなんて」という嘲笑と疑念をよそに、女性国楽人たちを集めて果敢に梅蘭国劇団を立ち上げた。定期公演はもちろん、全国巡回公演、研究生公演、特別公演などで休む暇もないスケジュールの中、現在、女性国劇団の中で一番の人気を博している。筋金入りの性格で、お世辞は絶対に言えない。

 

エスかノーかはっきりしている。弟子たちには厳しいが、それ以上に自分自身に厳しい。融通が利かないほど生真面目で、曲がるくらいなら折れてしまうという竹を割ったような性格。その性格のせいで時流に敏感に追いつけないが、またその性格のせいで団員たちの頼もしい支えとなっている。国劇団の団員たちを大切に思っているが、あまり表には出さない。

 

幼い頃、国唱と呼ばれていたイム・ジンから歌を習った。その時一緒に歌を習っていたのがチェ・ゴンソン。神童と呼ばれ、歌に自信があったソボクだが、ある日突然現れたゴンソンの天才性の前に、自分がどんどん見劣りしていくのを感じる。自身に劣等感と絶望を抱かせたゴンソンをひどく憎んだが、結局ゴンソンの才能を認めざるを得なかった。

 

ゴンソンの「追月満情」を聞いてを流したあの日以来、もうゴンソンを憎むことはできなかった。その後、二人は親友になるが、ある日を失ったゴンソンはソボクの傍から去り、ソボクは一人で芸人の道をんでいった。多くの歳月が流れた今、ジョンニョンという子供がソボクの前に現れる。

 

ムン・オッキョン(チョン・ウンチェ)

34歳、梅蘭国劇団の団員

Jeongneon

tvN ジョンニョン

「ご存知でしょう? 私、退屈が大嫌いなんです」

梅蘭国劇団の男役主演を担う、現代最高の国劇プリンス。いや、皇太子様! いつもゆったりとしていて、何を考えているのか分からないポーカーフェイスだ。一番身近にいる恵浪(ヘラン)も、鋭い素服(ソボク)も、玉卿(オッキョン)の心を完全に読み取ることはできない。国劇俳優になる前は妓生だった。阿片中毒になり、阿片窟を転々としていた時、普段から玉卿の才能に目を付けていた素服が、国劇をやってみないかと提案し、玉卿はそれを機に阿片を断ち、国劇に打ち込んだ。

 

ゴザで金を掻き集めるという噂があるほど、玉卿は国劇俳優として大成功を収め、数多くの女性ファンを魅了する。玉卿のせいで、家出は基本、自殺騒動を起こす女性ファンが何人もおり、挙句の果てには偽物の結婚式でもいいから結婚式を挙げてほしいというファンの懇願に、結婚写真を撮る騒動まであった。彼女の舞台を見た人々は、玉卿が女性だということを忘れてしまうほど、男役を見事に演じ切る。

 

特に繊細なメロドラマ演技に長けており、女性観客は玉卿の相手役が自分だと想像しながら舞台を見て、玉卿の眼差し、仕草一つ一つにときめき、どうしていいか分からなくなった。 演劇力とスター性で国劇最高のスターとして君臨しているが、玉卿はいつの頃からか、終わりのない倦怠感と虚無感を感じている。繰り返されるレパートリーと似たようなキャラクター、それにライバルもいないので、もはや何にも刺激を受けない玉卿は、国劇に魅力を感じなくなってしまった。玉卿の最大の敵は、まさにその倦怠感だった。

 

慣れて安定すると退屈になり、退屈になると息が詰まった。人であれ国劇であれ、興味を失った相手には、もう未練を残さず、すぐに背を向けて立ち去ってしまう冷酷な面を持っている。国劇団で唯一興味を引く存在である正年(チョンニョン)に、並々ならぬ関心を持っている。正年と出会って、久しぶりに退屈しない玉卿だ。いつか正年が自分の王子の座を脅かすようになることを期待し、正年に国劇という別天地を開いてやる。

 

ソ・ヘラン(キム・ユンへ)

34歳、梅蘭国劇団員

Jeongneon

tvN ジョンニョン

「断言するわ。ユン・ジョンニョンは次の公演で自滅する。」

梅蘭国劇団の女形(おやま)の主演を独占している、梅蘭国劇団のお姫様。舞踊においては追随を許さない実力を持ち、優雅でしなやかな物腰をしている。勘が鋭く、狡猾なほど頭の回転が速い。オクギョンと共に同じ妓房に身を置いており、オクギョンが国劇団に入ると、彼女も妓房を出て国劇団に入団した。

 

当時、オクギョンのように国劇を心からやりたかったとか、大志があったわけではないが、彼女もまた芸人としての才能を備えていたため、すぐに国劇俳優として頭角を現すことができた。今、国劇が彼女にとって意味があるのも、オクギョンと共にいられるからだ。オクギョンのいない梅蘭国劇団は、ヘランにとってただの抜け殻に過ぎない。

 

だから、梅蘭国劇団の主演はいつまでもオクギョンと自分であるべきであり、誰もオクギョンと自分の座を脅かすことは許されない。少しでもオクギョンに脅威となりそうな人材がいれば警戒し、密かに潰してしまう。近頃、オクギョンの瞳が時折、空虚に光を失っていくのを見るたびに、胸がドキリと音を立てる。

 

ヨンソの弱点と限界をいち早く見抜き、彼女がオクギョンの座を脅かすことはないと判断し、表面的にはヨンソを推すふりをする。ジョンニョンもまた、明確な限界点があるため、伸び悩むだろうと判断しているが、オクギョンがジョンニョンを面白がり、関心を示していることが気に入らず、本能的に警戒し、嫉妬している。

Jeongneon

ホン・ジュラン (ウ・ダビ)

19歳、梅蘭国劇団研究生

Jeongneon

tvN ジョンニョン

「いつか、あなたが男主人公で、私が女主人公で、舞台の上で向かい合って演技をしましょう」

内向的で小心者に見えるが、一度決心すると周囲が驚くほど勇敢で芯が強い。ジュランの家は貧しく、姉は肺病に苦しんでいた。ジュランは本来なら、少しでも稼いで家計と姉の薬代を助けなければならなかった。しかし、梅蘭国劇団の公演を見た後、ジュランは国劇俳優になりたいという一心で家を飛び出す。

 

苦労する両親と肺病の姉のことが気になるが、国劇をしたいという欲望が罪悪感を上回った。国劇団に入団はしたものの、下積みから抜け出せない。家族も顧みず飛び出してきたのに、セリフ一つもらえない自分に情けなくなり、自信をなくす。

 

それでも一生懸命やれば、いつかヘランのように国劇団のスターになれる日も来るだろう、と密かに希望を抱き、ひたすら練習に励む日々。そんなある日、チョンニョンに出会う。誰もがチョンニョンを妬み、嫉む中、ジュランだけがチョンニョンに温かく接する。チョンニョンの屈託のない明るい性格が好きだったし、小心な自分とは違い、何事にも積極的で勇敢なところも羨ましかった。

 

チョンニョンの演技を見て刺激を受け、自分自身も知らなかった俳優としての潜在能力が徐々に頭角を現し始める。存在感のなかった見窄らしいアヒルの子から白鳥へと生まれ変わろうとしたその時、ジュランは誰も予想しなかった選択をする。Jeongneon
JeongneonJeongneon

衝撃的なドラマ。。。こんな高い作品性を持ったユニークな素材のドラマが出るとはさらにその制作が製作費支援が一番強いNetflixではないのも意外だった。
演技力とスター性は認められたものの、キム・テリがこんな難しい演技まで出来るとは誰も想像もしなかった。ドラマ’ドケビ’の主人公キム・コウンの歌声はいろんな番組で披露され、彼女の歌声をメインにしたプログラムが出来るくらいだったが、キム・テリに関しては誰も想像したこともない歌の才能だった。
代役使ってるんじゃない?と思うくらい歌声が素敵すぎる。韓国伝統的な歌’パンソリ’の名将たちが褒めるほどの神のような実力をキム・テリとシン・イェウン(ドラマ’ザーグロリー’の悪疫の子役)が堂々と演技しきる。特にキム・テリはこのドラマを通じて、若手の主演級女優の一人から、抜群の演技力を持ったアナザーレベル女優にブランドが変わった。

キム・テリ以外もう一人、このドラマでイメージがポジティブに変わったもう一人はチョン・ウンチェである。何回かの不倫疑惑でイメージが良くなかった彼女はこのドラマを通じて、中性的な魅力と演技力を認められることになる。悪いイメージにも関わらず黙々と、数多い作品に小さい役(’ソン・ザーゲスト’’アンナ’、’パチンコ’など)でいろんな顔を見せつづけたのがやっと認められるコとになる。

全国視聴率17%に輝いた最終話の展開に関しては何週前から芸能ニュースやYouTubeで様々な予測が溢れるくらい大人気だったドラマ。

[目次]

1)ドラマ概要

2)こんな方にオススメ

3)企画コンセプト

4)あらすじ

5)登場人物

................................................................................
最後まで読んでいただきありがとうございます!
XOXO