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韓国ドラマ 【元敬】 : 王より王の素質を持った王妃の愛の物語

自分が選んだ男を朝鮮3代王に作り、その愛に最後まで責任を果たしたみんなから尊敬された王妃。

写真出典:tvN 元敬写真出典:tvN 元敬

腐敗した高麗王朝を倒し、朝鮮王朝が建てられる混沌の時代。絶対的な権力の朝鮮第一王の息子太宗'李芳遠'と共に権力を勝ち取った元敬王后。王と王妃、夫と妻、その間隠された熱い物語。

名前すらなく、太宗の正妃、あるいは閔氏としてのみ記録された元敬王后の人生を描いたフュージョン時代劇。夫の裏切りと政治的・時代的な困難の中でも自我を失わず、その時代の女性たちとは異なり主体的な人生を生きていった彼女の物語。 元敬と李芳遠の間で燃え上がった熱い愛と、夫婦間の熾烈な葛藤を描き、彼らが共に世を変えるために政治的パートナーとして、夫婦としての愛、葛藤を描く。

写真出典:tvN 元敬  



[目次]

1)ドラマ概要

2)こんな方にオススメ

3)企画コンセプト

4)あらすじ

5)登場人物

ドラマ概要

ジャンル: 時代劇、ロマンス

話数:12話

放送チャンネル : tvN (日本にはまだ配信できていない。。。)

キャスト:チャ・ジュヨン、イ・ヒョンウク、イ・ソンミン、イ・イダム、イシア

放送時期:2025年1月ー2025年2月

視聴率:1話 (4.9%) - 12話 (6.6%)

こんな方におすすめ

ー歴史を素材にしたドラマ好きな方

ー刺激的なエロいベッドシーン好きな方

ー朝鮮建国の王家の残酷は歴史知りたい方

企画コンセプト

高麗末、混乱した時期に

自分で愛する男を選んだ女性!

朝鮮建国後、

王になった夫が国を安定させる

過程で対立するが、

重戦としての品位と責任

負けずにすべてに余裕があり、

 

自分が選んだ愛に最後まで責任を果たした女性。

世宗大王という聖軍を育て、

一国の王妃としても、

男の妻としても

写真出典:tvN 元敬

決して失敗しなかった人生を生きた、

ある主体的女性の話。

あらすじ

朝鮮建国の後、絶対的な権力者の王、李成桂(イ・ソンゲ)がいたにも関わらず、彼の王室にはまた血まみれの内部戦争が続いていた。兄弟の間の殺し合い、王子の乱を経て、ついに朝鮮第3代王となった李芳遠(イ・バンウォン)。 彼の傍らには、彼を徹底的に補佐した夫人、閔氏(ミンシ)がいた。

写真出典:tvN 元敬

恐怖に震える芳遠に自ら鎧を着せた彼女こそ、男に生まれたら、誰よりも王の素質を持ったとみんなから尊敬される元敬王后(ウォンギョンワンフ)である。

高麗の宰相、驪興閔氏(ヨフンミンシ)の閔霽(ミンジェ)の娘として生まれた元敬王后は、世の中を変えようとする強い意志を持った女性だった。彼女は高麗時代の普通の女性たちとは異なり、自ら夫である李芳遠を選んだ。

当時、東北出身の将軍に過ぎなかった李成桂(イ・ソンゲ)の息子、芳遠は、高麗最高の家柄である元敬にとって、ただの田舎者に過ぎなかった。彼が王位に就く前、長い間元敬の実家で生活しながら冷遇を受けたとされ、これは自身の父親に認めてもらっていないというコンプレックスと共に、彼の心の中にまた一つ大きな劣等感として一生残る。

第一次王子の乱が勃発すると、元敬は夫である李芳遠を支援、協力し、夫を王世子にする事に成功する。李芳遠が第3代王として即位すると、元敬は王妃に冊封され、正妃の称号を受けることになった。
 

しかし、まだ不安定な政治的状況下で、彼女の波瀾万丈な人生は始まったばかりだった。 王子の乱で再び息子を失った初代王であり、芳遠の父である李成桂は、芳遠に復讐を誓い、彼を殺そうと策略を立て続いた。
自身を憎む父親と、自身を見下す妻の一族、閔氏家紋への怒りで、芳遠と元敬の間には亀裂が入り始める。
寝床で元敬を愛し合う平等な夫人としてではなく、まるで家臣のように扱おうとする王に、元敬は反抗し合宮を拒否してしまう。これに対する報復として、芳遠は彼女が大切にしていた宮女、チェリョンを寝室に入れる。

写真出典:tvN 元敬写真出典:tvN 元敬

登場人物

元敬王后

(チャ・ジュヨン 役)

朝鮮の大3代目の国王、太宗李芳遠の王妃。 高麗貴族のヨフンミン氏ミンジェの娘として生まれた。小さい頃から、大胆な気質を持って、美しく賢い、自尊心、自意識が強い主体的女性である。王となった芳遠と絶え間ない葛藤を経験するが、一度も妥協したり、折れない。優れた政治感覚を持っており、以後太宗李芳遠が王として権力をつかんでいく過程で大きな決断を下し、彼が朝鮮の基盤を固めるのを助ける。

李芳遠

(イ・ヒョンウク 役)

朝鮮三代目の王。朝鮮を建国した李成桂の息子。

王になる過程で奥さんと妻家の助けを受け、それによる負債意識がある。しかしそれに支配されないことを見ずらきめる。一家の栄光と権力のためだけに王になったことが決してないからだ。
強力な力を持つ国、朝鮮!それは父の李成桂の念願であり、彼の召命でもあった。それによって心から愛する妻と彼女の家族を破壊する皮肉に直面するが、王としてその凄まじい道を一歩一歩と行く。
 

 

李成桂

(イ・ソンミン 役)

朝鮮を建てた偉大な王。高麗にとっては王と国の信頼を背叛した逆謀に過ぎないけど。。。

武人からの革命者へ。彼は、裸で空腹の人々を見て、世界を救おうとし、(化家爲國)を達成しようとする。漢陽(今のソウル)を朝鮮の首都にすると決めたのも既存の高麗貴族の権力基盤を効果的に無力化する方法であった。革命を完成するために、昔からの貴族家紋を断ち切らなければならないけど、その先鋒に妻の一族がいるという現実は芳遠にジレンマを与えていた。

チェリョン

(イ・イダム)

芳遠の後宮
元敬を最も側近で世話をした宮女出身の後宮で、元敬を人生のロールモデルとして心から尊敬している。しかし、芳遠の選択を受けながら、時には元敬を裏切って、時には芳遠を利用しながら、二人の間でギリギリ綱渡りをして自分の領域と立地を広げていく。
ある意味で元敬より王の芳遠を…他の意味では男を扱うと思う、賢明と霊鬼そのどころに立っている女性。

このドラマで何よりも衝撃だったのはキャスティングであるでしょう。チャ・ジュヨンが主人公に発表されたことはあまりにも意外だし、不安だった。なぜ???え???
ドラマ’ザーグロリー’での悪役は確かに印象的だったが、あまり演技の経験もないのに、突然こんな大作をリードできるはずがないとみんな思ったはず。だが、それがまたまた意外な結果に。。。

演技が信じられないくらい安定的で1話後半からは誰もが彼女の演技に文句を言えなくなった!発声も表情演技も多様な年齢の元敬を完璧に演じきっている。元敬の誰にも見せれない絶望感、家族を失った時の号泣シーン、チェリョンを叱る時の気品さ、彼に対する複雑な愛と憎さという感情の表現を絶妙なバランスで披露する。

チャ・ジュヨンは’元敬’で、演技賞をもらうべきだな。

李芳遠役のイ・ヒョヌクも今まであまり目立ったことない俳優だったが、このドラマを通じて演技力と韓国女性に人気の蛇顔男子として人気が急増している。

スタートから刺激的なベッドシーン、漏出シーンを売り手にしたことで批判する声もいたけど、主演・助演の熱演と、スピーディなストーリー展開で結果的には結構好評で幕を閉じた。

写真出典:tvN 元敬

ただ、主人公元敬をあまりにも完璧な人物にするために歴史的な記録を相当変えたところや、彼女の周辺の人物をみんな問題がある人たちのように飛躍しすぎだという声が結構出た。

個人的には、ドラマを面白くするために、無理矢理演出するシーン、例えば後宮が王妃の前でたったまま怒ったり、王を誘ったりするのはやり過ぎ。なぜかというと、朝鮮時代は身分の差に厳しく、特に王妃と側室の身分の差は空と地くらいにものすごく大きいので、誰が見てもありえない。あんなシーンは確かに面白いけど、ドラマの品質が下がる結果になるので適当にして欲しい。

’元敬’を見ても、最近のtvN系列ドラマは勢いと作品性がすごい。ラインナップがすでにNetflixを超えてる。パチパチパチ!

[目次]

1)ドラマ概要

2)こんな方にオススメ

3)企画コンセプト

4)あらすじ

5)登場人物

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