韓国俳優：チョ・ジョンソク

コミック演技の達人

日常的なコミック演技が上手いと言われる俳優は何人かいて、No.1はやっぱり”応答せよ”シリーズのお父さん役のソン・ドンイル。
そして、生活系の自然的なコミック演技とアドリブの達人と呼ばれるもう１人がチョ・ジョンソク。彼はどんなに小さい役でも独特で魅力的なキャラクターを自由自在に作れる。

［目次］

１）プロフィール

２）重要作品

7 ）賢い医者生活

プロフィール

生年月日：1980年12月26日

身長：175cm, 64kg

血液型：AB

家族：2018年歌手GUMMY結婚。2020年第1子長女誕生

学歴：ソウル芸術大学校　演劇学科

デビュー：2004年ミュージカル”くるみ割り人形”

重要作品

2012年映画 "建築学概論"

2012年ドラマ "キング〜Two Hearts"

2013年ドラマ"最高です! スンシンちゃん" ★オススメ

2014年映画 "観相師"★オススメ

2014年映画 "王の涙 -イ・サンの決断" ★オススメ

2015年ドラマ ”ああ、私の幽霊さま" ★オススメ

2016年ドラマ "嫉妬の化身" ★オススメ

2016年映画 "あの日、兄貴が灯した光" ★オススメ

2016年ドラマ "青い海の伝説" ★オススメ

2017年-2018年ドラマ"トゥー・カップス"

2019年映画 "スピード・スクワッドひき逃げ専門捜査班"

2019年ドラマ "緑豆の花"

2019年映画 "EXIT-イグジット" ★オススメ

2020年ドラマ "賢い医師生活" ★オススメ

2021年ドラマ "賢い医師生活2" ★オススメ

2021年映画 "幸せの国"

伝説の建築学概論"納得い”

チョ・ジョンソクの伝説の始まりは映画”建築学概論”の納得いからだった（納得＋い（人の後について何々な人、何々をする人の意味）)。納得いとは映画の中、チョ・ジョンソクがよく”だって、納得いかないわ”と言うセリフを繰り返すから、できた愛称。

納得いは主人公の友達で、近所に住んでいる。大学校入学に失敗し、浪人生活中。彼はファッションから、お洒落に興味があり、塾で知り合った女子高2年生と付き合っていたり、読書室（勉強に集中させるための専用施設）からサボって、イ・ジェフンに恋愛のアドバイスをしてあげたりする。
ちょっと情けないけど、義理があって、頭の回転が速くて、恋愛に詳しい男の子。

納得いの名セリフが何個かあって、”あんた、ど、どうすればいい？”、”あれがキスカ？あれがキス？”、”ハピネスのスペル、Pは何個だっけ？１個？２個？３個ではないじゃんー”などなど。特に人気なのはキスがどういうものかをリアルに教えるシーン。

1:12
キスか？それが、キスか？
1:33
キスというのはさ、見てごらん。

じゃ、唇がくっつくじゃん。あの子の舌、あなたの舌がこう〜自然的に入ってくるのさ、ゆっくり〜蛇のようにね、知ってるだろうスネイク。。
1:44
で、ぶつかる。まぁ、自〜然〜的にこう〜こう〜なるだろう。で、混ざる、まぁ、一つ、一つになるのさ
1:54
擦る、ただ擦り続ける。死ぬほど擦り続ける。あち行って、こち行って、前に行ったり、後ろに行ったり。死ぬほど擦る。幻〜想〜！
これがキスだ！これこそがキスだ！お前がやったのはただのチュウだ。

当時、納得いの人気は爆発的で携帯の待ち受け画面に自分の息子・娘の写真ではなく納得いの写真を置いてあるお母さんたちが多いくらいだった。
チョ・ジョンソクは120分間の映画の中、たったの15分間の出演だったが、その圧倒的な存在感と人気でその年の映画祭で７つの新人賞を受賞する。

だが、もっとびっくりだったのは、建築学概論とほぼ同じ時期に始まったドラマ”キング〜Two Hearts”にも出演した彼を誰も認知できないくらい真逆の役作りをしたことだった。

あの格好いい近衛隊の人、誰？初めてみたが、演技いいなと思っわれたのに、まさかのあの”納得い”と同一人物だったとは。。。

ああ、私の幽霊さま

可愛い女優の代名詞のような”パク・ボヨン”と格好いいシェフ役のチョ・ジョンソクの人気ドラマ。体の中にお化け（結婚できないまま死んだ女性のお化け）が入っているパク・ボヨンは”シェフ私と一回だけやりましょう”と体の求愛を積極的にし続ける。
韓国の男子たちの中ではあんなに可愛い子の求愛を断らないといけないチョ・ジョンソク大変だろうな。。。可哀相という意見が多かった　w
このドラマを見るとパク・ボヨンの可愛いい声と笑顔、身振りに目眩がする。

”あれ？ここラブホガイいっぱいありますね。シェフ、私、疲れてるよ。ちょっとだけ休みたいな（可愛い。。。）”

kd-guide.com

あの日、兄貴が灯した光

人気アイドルグループEXOのド・ギョンスと共演した映画”あの日、兄貴が灯した光”。チョ・ションソク独特の厚かましい演技が輝く。アイドルだと思えないくらい演技がうまいド・ギョンスとの相性も抜群。

”私、、、チョン・ジヒョンみたいなタイプがいい。。。”

国家代表の柔道選手だったド・ギョンスは事故で視力を失い、絶望的な日々を過ごしている。詐欺師で刑務所から出たばかりのお兄さん役のチョ・ジョンソクと喧嘩しながらも二人の兄弟愛が少しずつ芽生えるストーリー。
なぜ、突然あんな病気？とかなんだ、あの結末。。。とは思うものの、２人の演技力だけでも見る価値がある映画だと思う。