告知された時刻に現れるゴリラ3匹の残酷な天罰ショー
映画”新感染 ファイナル・エクスプレス”の監督ヨン・サンホの漫画を原作にしたドラマ。
Netflixのオリジナルの韓国ドラマとしては”DP”、”イカゲーム”、”マイネーム”につづき4番目の作品になる。6話と言う短さと刺激的なシーンを元に全世界的にNo.1の人気ドラマになった話題作。見始めると途中でストップできないくらい吸引力が半端じゃないので時間の余裕がある時の視聴をお勧めします。
[目次]
1)ドラマ概要
3)企画コンセプト
4)あらすじ
5)登場人物
6)ドラマの見どころ
7)総合評価
ドラマ概要
ジャンル: ミステリー、恐怖、ダークファンタジー
話数:6話
放送チャンネル:Netflix
キャスト:キム・ヒョンジュ、ユ・アイン、ヤン・イクジュン、パク・ジョンミン
放送時期:2021年5月ー
原作:監督ヨン・サンホのウェブ漫画(連載:2019. 08. 25. ~ 2020. 09. 21.)
視聴率:公開1週間目で24カ国で1位
こんな方にオススメ
・刺激強いスリラー物好きな方
・世界的な話題作、人気作を探している方
・残酷なエグイシーンOKな方
・ディストピアストーリー好きな方
企画コンセプト
この世のものではない’何か’が突然現れ人間たちを地獄へと突き落とす...。
人々が恐怖におののく中、この現象を神の裁きだと主張する宗教団体が台頭し始める。
基本的な世界観の理解)
”告知”
予告もなく突然空中に半透明な顔が現れ、名前と地獄に行く日付と時刻を伝えてくれる超自然現象。人々はこの存在を天使、いわゆる神様のメッセンジャーとして受け入れるしかない。
”XXX,あなたはXX日XX分、地獄に行く”
地獄へ告知される期間は3日から20年まで、このような告知現象は韓国だけではなく、世界あちこちから行われていた。みんな悪いことを犯した罪人が天罰を受けることだと思っていたが、告知される人の明確な基準が段々と分からなくなっていく。
”試演”
天使から告知された日の定まれた時刻になると、この世のどこにいるとしても、さらに1分前に他人の試演が終わったばかりだとしでも正確な時刻に必ずどこかから3名の使者(ゴリラ3兄弟)が現れる。地面が揺れるくらいの強い轟音の足音とともにどこかから現れる彼らは罪人が血塗れになるまで殴ったり、投げたり、頭を噛んだり体を刺したりして罰を下し、最後には手を合わせ超高温な光で罪人の体を焼けつき、黒く焦げた死体を残して空中の中へ消える全工程を人々は’試演’と呼ぶ。
”ソド(蘇塗)”
韓国の古代三韓時代にあった聖地の名前から由来している。昔から罪人さえこの蘇塗に逃げると王の権力でも捕まることができない聖域を意味していて、ミン・ヘジンの法務法人の名前とミッションの根幹になっている。告知を受けた罪人たちの死の準備と残される家族やプライバシーを保護してあげる秘密組織に発展する。天使から告知を受け、死を待っている人やその家族が社会的に罪人扱いをされ埋葬されないようにサポートをしてくれるため、新眞理会から、神様の天罰から逃げるのを手伝う行為として敵視される。
新眞理會
不安に怯えている人々を扇動する新宗教団体。勇敢な市民賞を受賞したこともある義人チョン・ジンスが初代議長でキム・ジョンチルが第2代議長。
彼らによると、せめて自分の罪をみんなの前に自白することで神様のメッセージをより受け溜まるべきでありそれが神様の本当の意図だと言う。ソドが人間を守ろうとすることに対し、新真理会は神様の怒りを謙遜に受け入れ、より正義なる社会を作ることに力を注ぐのを出張している。
既存のキリスト教とは違って人間の元罪(人間として生まれる時から罪ができたと言う信念)は認めず、人間の悪行で神様に告知とともに地獄に行かれることだと主張。パク・チョンジャの試演が生放送された後、韓国の過半数が新真理会の信徒になる。
矢觸
新真理会の秘密のサポーターで極端主義の若者たちが中心になった暴力組織団。天使から告知をいただいた人や家族の情報を無差別的にネットで公開し彼らを社会的に虐めたり罪の自白を強制する。拉致、監禁、暴力、殺人まで段々と反社会的な行動を正当化している。初期リーダーだった奇怪な仮装のストリマーはある日突然姿を消すようになる。
あらすじ
お昼頃のソウル市内のあるカフェ。 大学生たちは最近話題の新興宗教’新真理会’の動画を一緒にみている。新真理会の議長チョン・ジンス(ユ・アイン)は罪人の前に予告なく現れる天使の告知と地獄からのメッセンジャーによって行われる地獄行のことを説明しながら、社会はより正義に変わらないといけないと主張する。エセ宗教がよく言うただの嘘だという人と新真理会を信じている人が口論をする。
窓側に座っているある男性は全身を震えながら携帯の時計を凝視している。午後1時20分になってからも何も起こらないことに一瞬安堵した表情をする彼の後ろ側からカフェ内部が揺れるくらいの雷のような轟音が聞こえる。次の瞬間、突然窓ガラスを割りながら3匹の巨大な黒い怪物がカフェに乱入する。怪物に一発殴られた男は必死に逃げだし、3匹の怪物たちは猛スピードで彼を追撃し始める。ソウルのド真ん中で大勢の人の目の前で男は血塗れるになるくらい怪物たちに殴られ、最後には眩しい光で焼かれて死亡する。男を殺した黒い巨人たちは隣のビルの回転門へ消えてしまう。
警察の操作が始まり刑事チン・ギョンフン(ヤン・イクジュン)は新真理会の調査を担当することになる。議長チョン・ジンス(ユ・アイン)に逢いに彼の講演会に行ったギョンフンはそこで自分の娘、ヒジョン(イレ)が講演会を手伝っているのを見つける。
新真理会の議長チョン・ジンスは保育園出身で、大人になってから人の目を気にせずに死ぬために、鳥葬をするチベット高原に行った時、そこで地獄使者の試演を初めて目撃した。その時から人生の意味を悟った彼は10年間神様の試演の痕跡を探してきた結果、神様の意図をわかったと言う。それは人間がより正義を持つようになることであると彼は主張していた。
2人の子供と住んでいるシングルマザーパク・ジョンジャ(キム・シンロク)は子供たちに誕生日お祝いをしてもらう途中、空中で現れた奇怪な顔から5日後15時に地獄に行くと告知される。ちょうどお母さんの誕生日祝いのビデオを撮っていた息子が撮影したビデオを持って、パク・ジョンジャは新真理会に相談してみることにする。
天使の姿がはっきり録画されている映像を見た新真理会は試演のライブ中継を条件にパク・ジョンジャに3億円を提案する。彼らの主張を疑っている人々にパク・ジャンジャの試演ライブは教団の立場を強めるいいチャンスであった。
奇怪な仮装の個人放送人イ・ドンウク(キム・ドユン)は矢觸という新真理会を極端的に信奉している過激な組織のリーダーで、彼らの集団行動を批判した小説家の拉致と暴行、強制的な謝罪などを扇動していた。ますます狂気のレベルが過激になっていく彼らは自分たちの行動を神様のためであると正当化していた。矢觸に被害を受けた小説家の弁護を担当しているソド法律事務所の弁護士ミン・ヘジン(キム・ヒョンジュ)はパク・ジョンジャから5日後の試演の生中継に当たって法律的なサポートを依頼される。
登場人物
チョン・ジンス
(ユ・アイン)
20年前自殺をするために行ったチベット高原で使者の試演を目撃した後、 神様の意図を分かるために世界各地で行っている’告知’と’試演’を調べ、新しい時代の到来と自分が悟った正義論、そして神様のメッセージに巧妙に融合した新真理会を設立した初代議長。
新真理会が大きくなってからも素朴な暮らしを続けて、理想的なリーダー像を作っているけど、 チン・ギョンフンの娘を操って彼女の母の殺人犯に直接罰を下し、それを人たちを扇動するために利用する。新真理会の勢力が強くなっていけば行くほど、自分の信念にますます執着する狂信徒のようになっていく。
ミン・ヘジン
(キム・ヒョンジュ)
依頼人の人権を大事にするソド法律事務所の代表弁護士。暴力組織’矢觸 ’から暴行された小説家の弁護を担当したり、パク・ジョンジャの試演料3億円と彼女の子供を守ってあげることに献身する。パク・ジョンジャの子供をカナダに逃避させたことで矢觸のターゲットになり癌治療中の母と一緒にカナダへ出国しようとしたが、矢觸につかまって暴行されお母さんを失ってしまう。チョン・ジンスに関する調査途中、また矢觸の若者に無慈悲に暴行され、その後姿を消した。
チン・ギョンフン
(ヤン・イクジュン)
ベテラン刑事。何年前に妻を殺人事件に亡くし、一人娘チン・ヒジョンと住んでいる。妻の事件がトラウマになって彼を精神的に苦しんでいる。新真理会を調査するために訪れた講演会で娘を見つけ、チョン・ジンスの本当の目的を疑うようになる。
チョン・ジンスの最後の唯一な目撃者。
チン・ヒジョン
(イレ)
刑事チン・ギョンフンの一人娘。お母さんの死が自分のせいだと思い込んでいる少女。学校も行かず、新真理会の講演会に参加してチョン・ジンスに出会うようになる。母の殺害犯をチョン・ジンスのサポートで殺害することに協力する。焼却炉の中で苦痛で身悶える犯人を見ながら涙と共に微笑みを見せる。
ーテロ犯の娘役
ー主人公の子供役
パク・ジョンジャ
(キム・シンロク)
路店で働いて2人の子供を育ているシングルマザー。子供2人のお父さんは違うらしくあとで矢觸に非難される弱点になる。自分の誕生日の夜、子供たちにお祝いをされる途中、空中で現れた天使から5日後の死を告知される。
息子が撮ったビデオを持って新真理会へ行ったら、彼女の告知ビデオと共に 試演シーンを生中継することで3億円を提案される。子供たちの将来が心配だった彼女は提案を受け入れ、ソドのミン・ヘジンに法律的なサポートを依頼する。その歴史的な試演の後、彼女の家は聖地になり焼けた死体はガラスの棺に展示されることになる。
ー謗法師ソジンのお母さん役
ー刑事役
キム・ジョンチル
(イ・ドンフィ)
未来宗教牧師、新真理会第2代議長。以前は未来宗教というエセ宗教の牧師だった。
天使の予言を聞いたチョン・ジンスとインタビューした時、チョン・ジンスも実は告知を受けていることを知るようになる。パク・ジョンジャの試演直前にミン・ヘジンにチョン・ジンスとのインタビュー内容をわざと聞かせるけど、彼はすでにチョン・ジンスと裏で協議をしていた。
初代議長チョン・ジンスとは違って、より権力と自分の利益への執着が丸見えの典型的なエセ宗教人。神様のメッセージを武器に自分を神格化し彼のリーダシップにより新真理会は段々と危険な集団に腐っていく。
イ・ドンウク
(キム・ドユン)
矢觸組織のリーダー、個人放送BJ。 新真理会を狂的に信奉しているが、実生活ではただのルーザー。女子のウィッグを被って蛍光ペイントでインディアン戦士のような仮装をして個人放送をする。矢觸のメンバーを扇動し告知を受けた人の個人情報や家族の情報をネット上にばら撒いたりする。矢觸のテロを煽てる要注意人物。
ぺ・ジョンジェ
(パク・ジョンミン)
NTBC放送局のプロデューサー。 新真理会のドキュメンタリー編集を担当しているが、彼らのテロ行為に強く反感を持っている。同僚PDが突然姿を消したことを変に思い彼を探しに釣場へ向かう。そこで同僚の’試演’とソドの死後の整理作業を同時に目撃する。自分の生まれたばかりの赤ん坊が天使から地獄の告知を受けることのなり、彼もミン・ヘジンに助けを要請するようになる。
天使
人の死を告知するため、天使よりは悪魔?に近いけど、本来の悪魔も天使の仲間なので、天使という名称は間違いではない。 ”XXX、あなたがX日後、あるいはX時間後、X月X日X時に地獄に行く”と伝えて消える。
一応、罪を犯した人に限り地獄行きを告知するように見えるが、地獄にいく理由など具体的な説明は一切ない。後半になると、告知の対象に関する基準が曖昧になり、人間社会にまた衝撃と不安を与えるようになる。
地獄の使者(ゴリラ3兄弟)
天使から死の告知を受けた人たちに死を与える地獄からの怪生命体。外見は人間の3倍くらい大きく、黒い繊維質が筋肉のような形で固まっているゴリラに似ていて熱い土煙のようなのを全身から吐き出している。告知された時刻になると3回、雷のような大きい足音を出しながら空中から突然現れ、人に無慈悲な殴りで地獄の苦痛を味わせた後、3匹が手を合わせ眩しい高温の光で人体を燃やす。燃やされた骨は異質なものに変換するそう。 使者は告知を受けた人だけをターゲットに追いかけ、攻撃し周辺の人は攻撃しないのが一般的だが、周りに邪魔者があれば建物や車も関係なく無慈悲に壊してしまう。死の告知で試演の前に自殺をした場合、その魂を召喚し同じく殴り燃やすことが報告されている。ということは死んでも地獄行きからは自由になれないこと。
ドラマの見どころ
イメージ出典:네이버웹툰 지옥
1)漫画原作の奇怪なストーリー
映画”新感染 ファイナル・エクスプレス”の監督ヨン・サンホの漫画を原作にしている。ヨン・サンホ監督は若い頃、何かに追いかけられる悪夢をよく見たそうでその内容で大学生の時アニメーション”地獄”のシナリオを書いた。それを元に製作費調達のためにバイトを並行しながら3年間一人で作業を続けた結果、35分のアニメーションを完成させる。このアニメーションを元に作られたウェブ漫画ではより宗教的な色味を加えている。ドラマは漫画のキャラクターに高いシンクロ率の俳優をキャスティングしていると好評を受けた。
実力演技派俳優ユ・アインは狂気溢れる謎の人物を素敵に演じている。さすが〜ユ・アインは演技に味があるしうまい!
キム・ヒョンジュは韓国では演技力いい主演級女優で有名だが、外国にはあまり知られていないはず。ヨン・サンホの制作予定のNetflix映画”チョンイ”に韓国の伝説的な女優カン・スヨンと一緒に出演を確定している。
個人的には時代劇"花たちの戦い -宮廷残酷史-"の彼女の悪女演技が最高。チ・ジニとの”恋人がいます”も人気だった。
ヤン・イクジュンは俳優兼映画監督で主に独立映画で活動をする特別なポジショニングをしている俳優。狂気満ちている演技がうまくて普通はドラマ出演をしないため、今回のキャスティングは非常に新鮮。
ドラマより映画の出演が多い実力派俳優、パク・ジョンミン。
出演した映画もジャンル物が多く、作品を選ぶ目が独特な俳優でもある。4年間雑誌にコラムを掲載した経歴があり、自分が描いたイラストとハンドライティングを入れた本を出版している作家でもある。
演技経歴は短く、印象的な役を演じた経験や有名な作品に出演したこともないけど、なぜか突然主演にキャスティングされ続けている謎の女優の1人、ウォン・ジナ。
今までの出演作と比べると、”地獄が呼んでいる”の演技は悪くない。原作漫画とのシンクロも率も高い方。
2)地獄行きのリアルな恐怖
ある日、自分あるいは大切な家族が天使から死の告知を受け、残酷に殺されるのが決まったとしたらどんな気分だろう?何をやればいいんだろう?という人の苦痛と不安と恐怖をリアルに見せてくれる。Netflixの莫大な資金を使った豪華なCGと俳優たちのリアルな演技で緊張感溢れる素敵な作品。
特にパク・ジョンジャのエピソードと女優さんの演技が印象的。
人が一番痛みを感じる死にかたが火刑のはずなのに、火刑の前に使者たちにボロボロ殴られるのがめちゃ残酷で怖い。そんな姿、人々の前に見せたくないな、絶対。。。
なのにそれだけじゃなく自分の家族にまで被害がいくとすると一体どうすればいいんだよ!と思うような残酷な世界が広がる。
突然現れたゴリラ3匹は道路の真ん中で人を殺すし、ずるい奴らはエセ宗教を作るし、愚かな若者たちは変な暴力団を結成して犯罪を正当化するし、もう想像だけで最悪な状況なのに、その背景がソウルの平凡な日常であるのがより現実的に感じられてもっと怖い。来週でも突然こうなる可能性あるんじゃない?くらいのリアルな怖さがハマるポイント。
3)様々な人物象
チョン・ジンスのように不安に怯えている人々の魅惑する謎の人物はユ・アインにぴったりな役である。ユ・アインの柔らかい喋り方と狂気溢れる目線が逸品。
彼がいなくなった後、新真理会のチョン・ジンスに対する神格化作業はまるで北朝鮮のようで(壁絵w)天使や使者の恐怖に負けずに怖い。やっぱり、ゴリラよりもゾンビよりも一番怖いのはいつも人間だった!
新真理会よりもむかつくのは自称’矢觸’という組織の人々。このように何かの主義を扇動するために作られた暴力団体は実際歴史にいっぱい登場しているし、あるある!と思いながらイライラする。
このような卑劣な集団の過激さは段々とコントロールできなくなるのも見るのが痛いくらいわかるような気がする。ちょっとした脅迫からスタートし拉致、暴行、殺人まで、そのあとはテロ組織がやりそうなことまでエスカレートしていく。
このようなディストピアでも人権を守ろうとする地下組織の活動があり、ストーリーがより魅力的になっていく。
総合評価
”神様の意図は複雑すぎて、人間にはよく分からないよ!”
これはただの殺人か、天罰なのか。地獄へ行く基準はなんなのか。(ft. Harry Potter)私たちはどうするべきなのか。突然始まった神様の人間世界への介入を目の前にした人間は無気力に運命を受け入れるしかない。
その中でも各自それぞれの観点と目的を持って、勝手に神様の意図を解析し、それを持って人々を扇動する人々がいるし、家族のために自分を犠牲する人もいるし、苦しんでいる人々を助けようとする人々もいる。
全世界的な人気作”イカゲーム”の人気をあっという間に乗り越えた超話題作で、ストーリーの吸引力が半端じゃないので、時間の余裕がある日に一気で見ちゃうのをお勧めします。
ただ、健康に異常がある方や精神的に鬱な方は見ない方がいい。暗いディストピアで地獄につられていく恐怖を味わうことになりますからね。
[目次]
1)ドラマ概要
3)企画コンセプト
4)あらすじ
5)登場人物
6)ドラマの見どころ
7)総合評価
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
XOXO