連続殺人犯を追う途中20年前にタイムスリップした刑事はここでもあいつを追いかける。
[目次]
1)ドラマ概要
3)企画コンセプト
4)あらすじ
5)登場人物
6)ドラマの見どころ
7)総合評価
ドラマ概要
ジャンル:スリラー、コメディー、犯罪、タイムスリップ
話数:16話
放送チャンネル:OCN
キャスト:チョン・ギョンホ、パク・ソンウン、コ・アソン
放送時期:2018年6月ー
視聴率:最高視聴率5.851%
こんな方にオススメ
・人間味ある刑事ドラマ好きな方
・1980年度に追憶がある、レトロ感受性好きな方
・心理分析·ミステリーなストーリー展開好きな方
・ウェルメイドタイムスリップドラマを探している方
企画コンセプト
”1988年??夢の中なのか??まさか私が狂ったのかな?”
2018年連続殺人容疑者を追っていたハン·テジュ。
銃撃で倒れた彼は突然1988年、20年過去の車道で転んでいたまま目覚める。
夢と現実の間、ここにもあいつが生きている。
1988年仁娍市西部警察署番長として赴任したテジュは
科学的な操作方法など気にもしない、
DNAが何かも知らなくCCTVもない、
1988年の刑事たちと2018年で自分が追いかけてた連続殺人魔の足跡を探し続け、
封印していた小さい頃の記憶に近づく。。。
あらすじ
2018年犯人を追っていた科学捜査官ハン·テジュは銃撃を受け倒れる。目覚めた彼はある車道の真ん中に転んでいた。なんだか懐かしそうな風景が彼の目の前に広がる。そこは20年前の1988年の仁娍市だった。
これは夢なのか現実なのかわからないまま現実に戻る方法を知らず、仁娍市の西部警察署強力班の班長として勤め始める。
登場人物
ハン·テジュ
”なぜ私がここに来たか、理由がわかれば戻る方法も探せる。”
(チョン·ギョンホ)
2018年では科学捜査隊チーム長 。1988年は強力版班長。
連続殺人容疑者を追ってた時、突然の事故で1988年で目覚める。年齢的に早めに昇進しているエリート刑事。人よりデータを信頼し、原理原則主義者で冷静で合理的な性格を持っている。小さい頃お父さんとの追憶を封印してきている。
カン·ドンチョル
”ソウルからいらっしゃった方は、本当証拠好きだね。”
”死ぬな、お前が死ぬと処理めんどくさいからさ、死ぬなよー”
(パク·ソンウン)
仁娍市西部警察署の強力版係長。
優れた事件解決能力を持つベテラン刑事。被害者の痛みに共感する暖かい心を持っている。アジアゲームボクシング銀メダルリスト出身で戦闘力も高い。
人のいい包容力で部下達からも愛されている。ソウルの科学捜査隊から来たハン·テジュは態度は生意気だし、一々うるさくてイラついている。
ユン·ナヨン
”人が入れてくれたコーヒーは初めてです。”
(コ·アソン)
仁娍市西部警察署の女子巡警。 昔心理学を勉強した事もあり、捜査官になりたくて警察になったが, 現実は’ミス〜ユン’と呼ばれ、コーヒーばかり入れている。 だが、事件があるたびに自分なりに事件のパターンを整理してみたり犯罪者の心理を分かろうと探る。 ソウルから赴任してきたハン·テジュ版長だけはそんな彼女の努力を励ましてくれる。
ドラマの見どころ
1)男子2人の伝説のブロマンス
冷静で原理原則者のテジュと、おおざっぱで単純な性格の係長は出会った時から性格が合わずぶつかってきた。一つ一つ原則にこだわるテジュが係長にとってはうるさいし, 犯人に暴力や脅迫をする係長の捜査方法はテジュにとっては雑すぎる。
だが、少しずつ協力し合い始めた二人は、テジュが練炭ガス中毒で死にそうなのを救ってくれるたのをきっかけにお互いに馴染んでいく。
このドラマでのチョン・ギョンホとパク・ソンウンは抜群の相性をみせ、この後、ドラマ”悪魔がお前の名前を呼ぶ時”と映画”DAEMUGA”でも共演することになる。
2)1988年代韓国を完璧に再現!
優れた美術チームの努力で1988年度再現は完璧だと、すごい話題になった。セット内だけじゃなく、音楽や追撃シーンで撮影した町や小道、保健所、ハン·テジュが止まる社宅の内部もびっくりするくらい細かいところまで完璧に20年前の物になっている。
ボン·ジュンホ監督の”グエムル-漢江の怪物-”に出演したコ·アソンは20年前のソウルの方言まで研究したそう。彼女の喋り方は今とは若干違う昔流行っていた女性の話し方である。彼女の20年前のファッション、喋り方はとても自然で素晴らしい。まじでタイムスリップした気分を満喫できる。
このドラマでコ・アソンの役者としての実力を再発見できる。
3)アナログ捜査 VS 科学捜査
CCTVもないし、DNA依頼もアメリカまで送らないいけなかった時代。
ハン・テジュはアナログ式捜査を行なっている同僚刑事達を見るたびにため息が出る。容疑者や犯人の人権意識も全然なかった時代"2018年からきた彼の目には、カン・ドンチョルの仕事ぶりが原始的すぎる。
容疑者を連れてきて犯人かどうか調べるシーン)
テジュ:じゃ、令状とって、血液型検査をしなさい。
ドンチョル:(犯人の顔を強く机へぶつける)あら、血出るじゃん。じゃ、じゃ、これで検査依頼しろ。
睡眠剤が入っていると疑われる薬の成分に関して)
テジュ:薬の成分検査を依頼するしかないですね。
ドンチョル:末っ子〜!末っ子〜!口開けて〜あ〜じゃ、飲み込んで!死なない、死なない、飲み込んで〜よ〜し!
総合評価
2006 年イギリスのBBCで放送されたドラマでイギリスドラマ史上最高の傑作だと評価されているドラマの韓国版リメイク作。
タイトルはイギリスのデヴィッド·ボウイの"Life on Mars?”から採択している。
あまりにも有名なドラマなので、アメリカ、スペイン、ロシア、チェコでリメイクされた。結構難しい演出になるため、リメイクの成功はなかなか大変だろうと思われていて、実際アメリカ版のリメイク作は評判が良くない。
韓国版の”ライフオンマーズ”は全体的には原作のストーリー展開を採択しながらも1988年当時の韓国の雰囲気を完璧に再現している上に、韓国人独特な感受性をちゃんと描くことに成功した。
元々のドラマの設定や結末に関してはいまだに真実はわからない。コマ状態で、彼の頭の中か、夢にの中なのか、本当にタイムスリップだったか、視聴者の判断に任されている。
チョン·ギョンホ、パク·ソンウン、コ·アソンの演技力は大好評で, 主人公チョン·ギョンホはドラマ全般を安定な演技でリードしながらも混乱しているハン·テジュのディテールな心理描写も良い。
全体的に暗くなりがちな素材だが、面白くコミックなートーンになっているし、家族の愛、同僚愛をレトロな感受性で楽しめる秀作である!
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1)ドラマ概要
3)企画コンセプト
4)あらすじ
5)登場人物
6)ドラマの見どころ
7)総合評価
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