韓国ドラマ【ハイエナ】: 弁護士たちの命賭けドッグファイト

勝つか死ぬかだ。クライアントを代理する弁護士の噛みつきあうハイエナ式闘い。

大手法律事務所の一流弁護士と裏世界で生きている３流弁護士との命をかけたハイエナ式法廷奮闘。勝つためならなんでもやる！どんな手段でも拘らない！

［目次］

１）ドラマ概要

２）こんな方にオススメ

３）企画コンセプト

４）あらすじ

５）登場人物

６）ドラマの見どころ

７）総合評価

ハイエナ　ジュジフン　キムヘス

ドラマ概要

ジャンル: 法廷ドラマ、コメディー

話数：16話

放送チャンネル：SBS

キャスト：シン·ヘソン,キム·ジョンヒョン,ペ·ジョンオ, キム·テウ

放送時期：2020年2月ー

視聴率：最高視聴率14.6%

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こんな方にオススメ

・”キングダム”の王子のファンの方

・コミックな法廷ドラマ好きな方

・強いお姉さんキャラクター好きな方

・弁護士を夢見ている方（Feat.悲惨な現実）

企画コンセプ

ハイエナと言えば、何を思い出す？

真っ黒でツヤもない毛、他の猛獣たちの獲物を盗むすばしこい野卑な存在。

ドラマの主人公たちもそう言われる。

大韓民国を動かす資本と権力のトップクラス彼らの最側近で尻拭いをしてくれる大韓民国エリート達。掃除婦に違いないハイエナ。
（中略）

https://programs.sbs.co.kr/drama/hyena
(SBS 公式サイト中　kd-guide.com翻訳)

あらすじ

大手弁護士事務所ソン＆キムのパートナー弁護士のユン·ヒジェ(チュ·ジフン)は、最低な財閥３世ハ·チャノ代表の弁護を担当している。

ある日、よく行くコインランドリーで偶然知り合った女性と恋に落ち、愛を深めていった。自分の音楽趣味や好きな作家の趣味までよく合う運命的な出逢いだった。
ハ·チャノの初公判の日、被告側の弁護士として現れたのはヒジェと付き合っている彼女だった！一人で経営している小さい法律事務所のジョン·クムジャは、裁判に勝つためのハ·チャノの秘密情報を引き抜くため、計画的にヒジェに近付いていた。

チョン・グムジャが盗んだ徹底的な証拠のせいで、大手ソン＆キムは３流弁護士に負けることになる。この日、２人は当然別れることになり、それで終わりだと思ったけど。。。

登場人物

チョン·グムジャ

（キム·ヘス）

”忠” 法律事務所弁護士,　ソン＆キムのパートナ弁護士

裁判で勝つため、お金のためには法と不法の間を罪悪感なくなんでもやるハイエナ弁護士。学縁、地縁で繋がる韓国エリート世界で、ちゃんとした学校出身でもなく、検定考試出身の３流弁護士だと周りからは見下される。
貧しい彼女の人生で彼女が持っている武器は自分の頭脳と冷静な心臓だけ。
必ず、欲しいものは手に入れるお金を稼ぐためにはどんなに汚いお金持ちのお尻でもぬいでやる！

ユン·ヒジェ

（ジュ·ジフン）

ソン＆キムの前頭有望なパートナー弁護士

お祖父さんは前大法院長、お父さんは現職部長判事。お兄さんも現職判事というすごい法曹界家紋出身。

ソウル大学校法律大学校の首席入学などなど超エリート弁護牛で大手法律事務所ソン＆キムの最年少パートナー弁護士としてのプライドも高い。
ソン＆キムの経営層にはいるのが彼の目標。
ある日、コインランドリーで偶然出会った女性と恋に落ちたが、実は彼からクライアントの秘密情報を引き抜くためのチョン·グムジャの計略だったことをわかり傷付く。その上、自分のホームグラウンドであるソン＆キムにまで入ってくる彼女。雑草のような彼女に手も足も出ない。

ソン·ピルジュン

（イ·ギョンヨン）

ソン＆キム　代表弁護士

ソン＆キム法律事務所を経営している権力者。
判事や検事も現役から退職するとソン＆キムの顧問として入るくらいパワーがある。ソン＆キムの創業者であるキム·ビョンフンの長女と結婚し今の地位に至る。

※ イ·ギョンヨンは多作俳優でドラマで会長や権力者として頻繁に出演している。韓国ではイ·ギョンヨンではなく"又·ヒョンヨン"と呼ばれるくらいw

カ·ギヒョク

（チョン·ソクホ）

ユン·ヒジェの研修院同期、親友

社交的な喋り屋で組織生活がうまい。知らないことがないくらい情報集めに関しては天才。ヒジェのことを羨ましがりながらも唯一な友達として隣でアドバイスをしてあげる唯一な人物。

※ ドラマ ”キングダム”のチョ·バムパル役

イ·ジウン

（オ·ギョンファ）

’忠’法律事務所事務員、チョン·クムジャの秘書

チョン·クムジャの下で5年間務めている彼女の右腕。感情を外に出さず、どんなことが起きてもあまりビビらない。事件の裏調査や情報を引き抜くために周りの人と付き合うのも上手い。仕事が早くて完璧！チョン·クムジャの成功には大きく貢献している。

ドラマの見どころ

１）ジュ·ジフンの可愛さ

ドラマ”キングダム”のカリスマ溢れる王子を演じるジュ・ジフン。
このドラマで彼は法曹界家の前途有望な息子で超一流のエリート弁護士。だが、怖いもの知らぬハイエナのように強いチョン・クムジャの前ではまるで’猫’みたくなっちゃう。 2人の激論中でもクムジャお姉さんは彼にいたずらするのを忘れない。

”お前、瞳偏ってるよ〜”（慌てて目玉を回すヒジェ〜）

”お前、横髪ぺちゃんこになってるよ〜”（慌てて天井の鏡を見るヒジェ〜）

ヴァイオリニスト’ゴ・イマ’を説得し、訴訟を取り消すことに成功したヒジェが憤怒したクムジャの後ろ姿を見ながらダンスするのも可愛い♬

２）終わったカップルの終わってない関係

訴訟中の相手の秘密情報を手に入れるために、わざと彼に近ついて恋人になったクジャ。裁判で勝った後はもちろんそのままさよならを告げる。
そんな2人が一緒に仕事することになると〜❤️
教訓）元彼女、彼氏と同じ職場は危険

酔っ払うたびに昔の話を述べるのは未練が残っている証拠。

人のことだからか、そんなシーンを見るのは超面白い。また付き合っちゃえ！

二人が倉庫の中に閉じこまるシーンは確かに面白いけど、設定が無理やりすぎて失笑する。
自分の部屋から出てきたクムジャが事務所に入ってくる知り合いを避けようとする方法で選んだのが、めちゃ反対に立っているヒジェのところまで無理やり走って彼を倉庫に連れて行くことかよ！普通、もっと近い自分の部屋に戻るでしょう。（まぁ、ドラマだからと黙って見ます。はーい）

３）韓国大手弁護士世界のリアルさ

イ·ミンホ主演のドラマ”相続者たち”で名言がある。

”この学校には階級がある。一番高い層が相続者グループ、その次が名誉グループといって法界関連仕事をする家紋。。。”

まさかその通りで、お祖父さんが大法官、お父さんも部長検事というすごい背景を持っているエリートの集団のエース弁護士のユン・ヒジェも、クライアントである財閥たちからはタメ口で見下され、どんな汚いことも処理しないといけない。

クライアントを失う＝解雇の世界なので、あんなに頭いい法律専門家たちは結局彼らの充実な執事に違いない仕事をしているのが現実。
このドラマを見ると弁護士への幻想がなくなってその辺が逆に面白い。

”ハイエナ”で学んだ弁護士の悲しい事実）

① 一流弁護士は財閥の犬か執事

② 弁護士はどんなに頑張っても裁判で負けると終わり

③ 一流のファームに入っても予告なく解雇される

④ 法律専門家の弁護士も結局はサラリマンにすぎない

総合評価

個人的にはジュ・ジフンはあまり好きではないが、”キングダム”もそうだし、このドラマでも確かに彼はセクシーで演技もよく魅力的だと思う。

キム・ヘスも別に好きな女優ではないが、日本のドラマのリメイク版”オフィスの女王”と似ているチョン・クムジャ役を彼女以外にここまで魅力的に演じきる女優はいない。マイウェイな強いキャラクターを作るために選んだレトロファッションとスタイルはキム・ヘスだから消化できる。

法廷ドラマらしくちゃんと設計されているプロットの中、一時期恋人だった2人の感情の変化やちょっとしたラブシーンもちょうどよく胸がとどろく。

スピーディーな展開、事件の裏に隠れている裏、そして全てを掘り探るスッキリする結末で構成され、時間を忘れず、見続けることができます。
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