韓国女優：オム・ジウォン

女優の品格 : 外柔内剛な美

2004年映画"スカーレットレター"でオム・ジウォンは主人公ハン・ソクギュの妻のチェリストを演じた。この映画には当時認知度高い３人の女優が出ていて、メイン役のイ・ウンジュは演技力と独特な雰囲気で人気上昇中だったし、ソン・ヒョナはセクシーなイメージのミス・韓国出身で麻薬服用という大きいスキャンダルの主人公だった。目立つ２人の女優たちと比べると、オム・ジウォン記憶に残るような個性がないタイプで、声は綺麗すぎるし、優雅で美しいが、あまり印象的ではない女優だった。

2005年、イ・ウンジュは突然自殺。ソン・ヒョナは2度の結婚に失敗し、その上に買春疑惑もあって、最近は顔の整形のせいでイメージがいまいちになっている。

当時、あまり目立たなかったオム・ジウォンはその後17年間、様々なドラマや映画に出演してきて、今も大活躍中。どちらかというと段々強く、うまくなっている。
彼女は最近YoutubeでVlogを連載していて自分の日常を淡々とファンに公開している。
最近彼女も離婚をしたけど、ドラマ”産後養生院”や、”謗法”でいい演技を披露し、女優としての安定的なブランディングを確保している。

自分が大好きな演技を楽しみながら、現実に案じず、次々へと新しい役に挑戦しつつ、毎日充実に過ごしているオム・ジウォンは本当に素敵だと思う。

［目次］

プロフィール

生年月日：1977年12月 25日

身長：170cm, 体重48kg

学歴：慶北大学校地理学科

家族：2021年離婚

宗教：クリスチャン

趣味：読書、水上スキー、ヴァイオリン、犬（ヴィキー）と遊ぶ

オムジウォInstagram

オムジウォンYoutube

重要作品

2002年ドラマ "黄金馬車"

2003年映画 "トンケの蒼い空"

2004年映画 "スカーレットレター"

2006年映画 "ノートに眠った願いごと"

2007年映画 "スカウト"

2010年映画 "僕と彼女の借金戦争!"

2011年ドラマ "サイン" ★オススメ

2012年ドラマ "限りない愛"

2012年映画 "結界の男"

2013年ドラマ "3度結婚する女"

2013年映画 "ソウォン/願い"

2015年映画 "京城学校消えた少女たち"

2015年映画 "ザ・フォン" ★オススメ

2016年映画 ”女は冷たい嘘をつく” ★オススメ

2017年ドラマ "操作～隠された真実～" ★オススメ

2019年ドラマ "ハルハル〜私はあなた?あなたは私?〜" ★オススメ

2019年映画”奇妙な家族”

2020年ドラマ "謗法～運命を変える方法～" ★オススメ

2020年ドラマ "産後ケアセンター" ★オススメ

2021年映画 " 謗法～在此矣～" ???

検事専門女優：サイン、操作

今Netflixドラマ”キングダム”で世界的にK-ゾンビ烈風を作っている作家キム・ウンヒの名作ドラマ ”サイン”。財閥との恋愛ばかりだった韓国ドラマに新鮮な衝撃を与えたドラマ。
演技派パク・シンヤンと女優キム・アジュンが科捜研の法医官、そしてオム・ジウォンは中央地方検察強力係検事役。

韓国で実際にあった事件である大人気グループ”ヂュース”のキム・ソンジェの疑問の死に関してもドラマにストーリーとして入れて、再び話題になった。未だに当時キム・ソンジエの彼女だった女性が犯人だとみんな信じている。

そして6年後の2017年、また検事役で好評を得たドラマが"操作～隠された真実～"。

オム・ジウォンは発音がとても綺麗で、緊迫なシーンでも興奮することなく、理性的な喋り方ができるからか、検事や記者役がよく合う。

主演のナム・クンミンはこのドラマで演技大賞をもらった。

3度結婚する女、ミッシング

韓国ドラマの巨匠キム・スヒョン作家のドラマ。オム・ジウォンは主人公イ・ジアのお姉さんで率直で愉快な性格の人物。今まで演じてた役とは結構違うキャラクターで、服装やヘアースタイルが個性的。オム・ジウォンの演技変身はとても好評だった。
元々はハン・ガイン（太陽を抱く月）やキム・サラン（シークレット・ガーデン）がキャスティングされたが、こだわりが強い作家の反対で俳優が変わったそう。