人々の恨みを夢の中で解決してくれるミステリなー屋台がある
［目次］
１）ドラマ概要
３）企画コンセプト
４）あらすじ
５）登場人物
６）ドラマの見どころ
７）総合評価
ドラマ概要
ジャンル: ファンタジー、ミステリー、コメディー
話数：12話
放送チャンネル：JTBC
キャスト：ファン・ジョンウム、ユク・ソンジェ、チョイ・ウォンヨン
放送時期：2020年5月ー
視聴率：最高視聴率 3.672%
こんな方にオススメ
・オリエンタルファンタジー好きな方
・韓国の民俗神話に興味ある方
・コミックな軽いドラマ探しの方
・一人酒、屋台や居酒屋好きな方
企画コンセプト
”恨み多い衆生たちよ、おばさんと一杯どう？”
パワハラで憤怒する世の中になったのはある意味
大体の人々が一生、弱い立場でどうにか踏ん張って生きているからだ。
その時、心を開けるところがあればいいのでは？
それで作った。
夜になると会える夢の中の人生屋台
屋台のオーナーもお客さんもお互いに強い立場の
双甲（サンガプ）屋台。
双甲屋台で私たちは数多い人々に出会う。
悔しい人、悪い思いをさせた人、死にたい人、時間を取り戻したい人
こんな全ての物語を作ったのは他ではなく、その一瞬の言葉と行動だった。
双甲屋台は自分の言葉と行動が自分も気づかないうちに
他人の人生にどんなに大きい波長を起こすか、
そしてその波長が時間をたて結局自分に戻ってくる過程を見せてくれる。
そのように縁と因果は回っていく世の中の道理こそ
私たちがなぜ善良にこの世を生きていかないといけないかという回答になるのではないかな。
双甲屋台はパワハラされている人たちには慰労を
パワハラをする人たちには罰と悟りを与え、この世に調和を追求する物語である。
双甲屋台をみて、自分の一言が行動が誰かには過度な傷になっていないか
寝る前に立ったの1分でも考えるようになるのなら、満足である。
その1分で誰かの人生が救われるはずなので。
だから、人生に疲れた衆生たちよ、双甲屋台に来なさい！
気難しいけど必要な時は前に出るおばさんウォルジュと
ちょっと未熟だけど本心で耳を傾けてくれるバイトカンベが
そこであなたを待っているからね。
(JTBC公式ホームページより kd-guide.com翻訳)
あらすじ
500年前の朝鮮王朝。王室からの命令で巫女ウォルジュは王子の病気を治してあげる。 こっそり王子と恋に落ちたウォルジュは王妃に発覚され、お母さんは殺されるし、自分も聖なる木に首を吊って自殺した。
2020年の韓国ソウル。双甲屋台のオーナーになったウォルジュは500年前犯した懲罰として10万名の人の恨みを解決するミッション中である。 彼女は恨みを持っている人に特別なお酒を飲ませ、人の夢の中に入り込み、それぞれの恨みを解決してあげるけど、最近あまり業績が良くないということで、閻魔大王からこれから1ヶ月の間、残り10人を救うことを命じられる。 現代社会ではなかなか他人に心を開かない風潮があるため、苦戦していたウォルジュの前に現れたのがハン・カンベであった。
マートのお顧客センターで勤めている契約社員カンベは小心で純粋な青年。 彼は小さい頃から人と触れ合うと相手の本心を言わせる特別な能力があり、みんな彼に自分の話をしたがるようになって、精神的に疲れていた。 さらに、自分の本音を暴露された人たちから不幸を呼ぶ人の扱いをされてきて、彼はできる限り誰ともぶつからないように地下鉄さえ乗れない辛い日々を送っている。 ある日、街で”双甲屋台”と書いてある屋台に入った彼はおばさんウォルジュとクｲ班長と運命的に出逢う。
ウォルジュはカンベが10人の恨み解決を手伝ってくれると代わりに、彼の体質を変えてあげる契約を提案する。
登場人物
ウォルジュ
（ファン・ジョンウム）
双甲屋台おばさん
濃い化粧で華やかなチマチョゴリの美女おばさん。 気難しくすぐ怒ったり、喧嘩を売ったり、暴力も振り回す、気が強い女性。だけどちゃんと見ると、綺麗な肌に細い体、魅力的な唇で30代か？40代か？年齢不詳の美人。 実は彼女は500年前に死んだ、人間でもない存在で懲罰ミッション中である。彼女の仕事は閻魔大王の命令の下で、10万名の人間の恨みを夢の中で解決してあげることである。
500年間99,990件を成功させたのに、最近実績がよくないと叱られ、サボっているのでは？と疑われている。 残りの1ヶ月で10人を達成できないと生まれ変わりの権利を奪われる立場になって、イライラしている。
ハン・カンベ
（ユク・ソンジェ）
双甲屋台の新入バイト
なぜか、彼の体を触ったりぶつかると、突然人々は彼に自分の本音を言いだすようになる。 聞きたくない告白や残酷な真実を聞くのも精神的な労働でカンベは超疲れている。今勤めているマートでも、彼に突然自分の旦那の話、家庭の悩み、育児問題を言いだすお客さんが溢れていて辛い日々を送っている。
そのある日、偶然出逢った双甲屋台のウォルジュが10人のお客さんの恨みを解決できたら、彼の体質を治してくれると提案する。 本当に自分の呪われた能力がなくなって、平凡な人生を楽しめるのかしら、彼に希望が見えてきた。
クィ班長
（チョイ・ウォンヨン）
双甲屋台の管理者、ウォルジュの監視者。
前職はあの世の警察庁の刑事だった。 双甲屋台の恨み解決実績が悪いのでウォルジュの仕事ぶりを監視しに赴任されたけど、実はウォルジュに毎日叱られながら玉ネギと人参処理担当になっている。
気が強いウォルジュは彼にオデンの下準備や料理材料準備などくだらない作業を全部任している。得意の変身術と刑事時代の情報収集能力を使ってウォルジュの仕事を手伝っている。
ヨム部長
（イ・ジュンヒョク）
地獄国の部長
死んだ人をあの世に連れて行ったり、閻魔大王のメッセージを伝えたりする死の神たちの部長。 閻魔大王の命令でウォルジュの実績を圧迫しに来るけど、気が強いウィルジュからも怒られてしまう。 ぽっちゃりした体で死の神に合わない白いスーツが好みの普通のサラリーマンのおじさんのような神。仕事がない時はよく双甲屋台に訪ねて暇を潰している。
ドラマの見どころ
１）この世とあの世の間のその世
何よりも世界観が面白い。この世とあの世の間のその世で仕事をしているウォルジュ。 ウォルジュの仲良いお姉さんは子供を預けてくれる三神お婆さんと、石の精霊。あの世で開かれる運動会や、その賞が自分の子孫にロット番号を教えることだったり、夢を通してメッセージを伝えたりする設定が面白い。
韓国人なら小さい頃、よくテレビで見てた神様や登場人物のため、懐かしい感じ。
２）恨みの多い人々
ウォルジュの問題解決方法は特別なお酒で相手を寝かし、夢の中に入って問題を解決してあげている。人それぞれの昔の内緒の場面に入ったり、悪夢に入ったりするのが新鮮で面白い。
普通の韓国ドラマは３、4話を取っておいてから放送を始めるためドラマ後半になってくると編集が雑だったりストーリーが可笑しくなるケースが多いけど、このドラマは放送前に完成させたため、CGが自然的でよく作られている。（後半のストーリーはなぜ。。。残念なのよ）
３）500年の恋とカルマ
聖なる木で自殺したことで、その木が救う予定だった10万人の命の代わりに、10万人を救うミッションを500年間続いているウォルジュの側にはいつもクィ班長がいる。
一緒に問題を解決してたり、彼女の料理を手伝ってあげたり。。。なのでウォルジュは全然寂しくないでしょう。毎朝、神経質なウィルジュの顔色を見ながら、黙々と玉ねぎを刻む彼の恋は最高！
あんな雰囲気なら、全然罰じゃないじゃん。。。楽しそう。。。
総合評価
タイトルが好みではなく、放送当時話題だったけど見るのをずっと後回しにしていた。ファン・ジョンウムは特にロマコメを見る目があるという評判があるくらい大体、彼女が選んだロマコメは面白いので、勇気を出してみてみることに。
1話から５、６話くらいまではめちゃ面白く、もっと早く見ればよかったなと思うくらい新鮮だった。内容は面白いし設定も斬新だしファン・ジョンウムはやっぱりコメディー演技がうまい。
後半の２、3話くらいが個人的にはちょっといまいちで、前世と悪鬼との戦いとかはちょっとうざいというか、ああ〜こんなのが始まるのかよ〜の感じ。だけど、それ以外は12話で終わるのがもったいないくらい面白かった。
ソウルにはあんな屋台がいっぱいあるのであんな屋台でお酒飲みたいなと思うようになる！トーストもトック・ボックキも美味しそうで、何よりもあの青く光るお酒が美味しそう！
１）ドラマ概要
３）企画コンセプト
４）あらすじ
５）登場人物
６）ドラマの見どころ
７）総合評価
................................................................................
最後まで読んでいただきありがとうございます！
XOXO
