そっくりな人の代わりに財閥一家に入り込んだ不良検事のダブルライフ!
”私狂ったかな?私なんでこうなってる?私、誰だったけ?”
悪質財閥、記憶喪失、ドッペルゲンガー、家族の復讐、初恋相手。。。(ため息)
典型的な韓国ドラマのパターン。またかよ!と思うでしょう!同感です!でも、面白い。最高視聴率17.8%で、MBCが15億円を注いだナム·クンミンの筋肉と、チョン·ジヒョンの山登りにも勝った大人気ドラマです。
[目次]
1)ドラマ概要
3)企画コンセプト
4)あらすじ
5)登場人物
6)ドラマの見どころ
7)総合評価
ドラマ概要
ジャンル: コメディー、犯罪
話数:16話
放送チャンネル:SBS
キャスト:イ・ハニ、イ・サンユン、チン・ソヨン、イ・ウォングン
放送時期:2021年9月ー
視聴率:17.8%
こんな方にオススメ
・コメディードラマ好きな方
・爽快な復習劇好きな方
・軽く暇つぶし感覚のドラマ探しの方
企画コンセプト
ドッペルゲンガーに遭遇すると死ぬという噂がある。それは自分自身に向かい合った衝撃による心臓麻痺が原因だそう。
そうならメンタルが強い二人のドッペルゲンガーが向かい合うと?
多分、その二人は各自違う生きてきた人生に対し、”私があなただったら”とアドバイスし合いながら
お互いに不完全な人生を埋め合わせるかも知らない。そして後悔をするかも知らない。
”あなたができることなら、私でもできたはずなのに・・・”と
一回は人の人生を生きてみることができるのなら。あるいは今よりお金が多かったら、コネがあったら、
誰でも一回はやってみる思いである。人生逆転が難しい現在のような時代でもまさにそう。
今も数多いバージョンの王子と乞食の物語が引き続き再生産されている理由である。
けれど、私は本当に違う人になりたいのかな?ただ、今の自分がもう少し良くなればと願うのではないのかな?
私が王子になったとしても、今の”自分自身”がどんな人かによって結果は変わるのではないかな?
違う世界へ行く門を開くファンタジー映画の主人公のように、
無礼で気難しい貧乏な家庭生まれの不正検事が交通事故で財閥家に入る。
お金やコネが足りなくてやりたいことができなかった女は、内向的な性格のせいで言いたいことを言えなかった女の場所に行って、お金やコネがない人だけが持っている能力でより強い奴らを打ち勝つカタルシスを見せてさらに恋も勝ち取るでしょう。
だから、このドラマが終わると、スーパーマンシャツを破る前までは平凡な会社員だったのと同じく
必ずしも私が着ている服が私を語っているのではないことに気づくそんなドラマになるのを祈ってこの物語を始める。
(出典:公式ウェブサイトより kd-guide.com翻訳)
あらすじ
ジャージ姿の女子検事チョ・ヨンジュ(イ・ハニ)は組織暴力団が運営しているナイトクラブに一人に行き堂々に賄賂を要求する。彼らを脅迫しお金をもらう不正検事の彼女はお金をもらう分、襲撃してきた他暴力団との喧嘩ですごい活躍を見せてくれる。職場では上司検事にうまくゴマをすりながら政界、財界のコネを作ろうと一生懸命である。彼女は同僚の中でも有名で権力とお金への執着が強い不正検事の次期エースのような実力派検事だった。
そんなヨンジュには誰も知らない秘密があって実は彼女はある暴力団の行動隊長の娘でお父さんが刑務所で服役中であった。14年前彼女を育ててくれた叔母さんをハンジュグループの工場地域で交通事故で喪った彼女は今もその時の交通事件の真相を追っていた。
チョ・ヨンジュとそっくりな顔をしているカン・ミナ(イ・ハニ)は財閥ハンジュグループ次男の嫁。 優雅で裕福な家で高価なブランド品のドレスルームを持っている彼女は実は不幸な人生を送っている。夫のスキャンダルが記事に出されたことで家族から彼女だけが批判され、姑からはピンタもされる。
カン・ミナはユミンという財閥グループの娘でハンジュグループと政略結婚をしたけど、彼女がユミン会長の本妻の子でないことを騙して結婚したことがばれてから、ハンジュ家内で家族みんなからいじめられていた。 姑からは日常的にパワハラ、モラハラをされ殴られるのも頻繁だった。 姑だけじゃなく、舅、夫の姉妹みんなからも見下され、食事も一緒にできないくらいひどい扱いをされていた。その上に、夫は結婚前から付き合っているアナウンサーといまだに堂々に関係を持ち続けている。それだけじゃなく、ミナは実家のユミン家でも異邦人扱いをされていて済州島で開かれる継母の70歳の誕生日パーティーにも一人だけ呼ばれない。
ハンジュの経営をリードしている長女ハン・ソンへ(チン・ソヨン)はカン・ミナを美術競売に使いとして行かせる。検事チョ・ヨンジュも美術品詐欺師を掴むために同じ競売場に向かうことになる。偶然なことに、裕福な家門出身の後輩検事が選んでくれたワンピースを着たヨンジュは自分と似ている服で自分とそっくりな顔をしているカン・ミナを競売場で見てびっくりする。でもその瞬間、競売場に現れた詐欺師を追いかけたヨンジュは地下駐車場で車にひかれ、病院に運ばれる。
その時、ユミングループ専用機が済州島に向かう途中墜落し一家全員が死亡する事件が起こって、パーティーに呼ばれなかったカン・ミナがユミングループの唯一な相続者になってしまう。病院で記憶喪失のまま目を覚めたヨンジュは自分が財閥家の嫁であることを聴き大喜びであった。
登場人物
チョ・ヨンジュ
(イ・ハニ)
お父さんは14年前のハンジュ工場放火犯で刑務所にいる。 自分の努力と頭脳だけで検事になった。成功とお金のために上司に自己アピールすることで一生懸命な日々を送っている。組織暴力団を回りながら堂々に賄賂を搾取していて、彼女は検事はある意味合法的な組織暴力団で縄張りがあるところや人の力という武器がある面で普通の不法組織暴力団と同じだと出張する。
生存力が非常に強く卓越な状況把握能力と何よりも喧嘩がうまい。性格的に不当な待遇には我慢できないし言いたいことは言わないといけないし、世の中で怖いことはあまりない強い女性! 担当した事件の被告人にベトナム人が多かったため、ベトナム語、フランス語と英語が流暢。
カン・ミナ
(イ・ハニ)
ユミングルプの本妻の子でなくて、小さい頃からちゃんとした外国語教育も受けず 政略結婚でハンジュ家に入った。身分の秘密を隠して結婚したことで、ハンジュ家のみんなからひどい扱いをされている。 特に姑は暴言と暴力を彼女に振振り回している。 彼女が英語ができない弱点を利用し家族みんな英語で彼女の前で悪口を言ったり 夫は堂々に浮気をしている。
夫のスキャンダルで家族から批判されるのはなぜかカン・ミナである。姑の暴力にも反抗せず表情も変えず無口な彼女の本心は誰もわかっていない。チョ・ヨンジュがミナのタブレットPCを見たら、ハンジュ家のみんなの裏情報が集まっていたのを見ると何か裏で計画を企んだと予測される。
ハン・スンウク
(イ・サンユン)
ハンジュグループの相続者だったお父さんの突然の死で全てを叔父、ハン・ヨンシク(元ハンジュグループ会長)に奪われた。婚約者だったカン・ミナとも破婚され、お母さんとアメリカに移住してそこで住んでいたけど、14年前の父の死の真相を調べるために帰国した。
カン・ミナのピナッツアレルギーや腕の傷跡のことを知っている人物。14年ぶりにあったカン・ミナが普通にピナッツを食べている姿を見て彼女の正体を疑うようになる。カン・ミナが本当のカン・ミナではないことを知ってからも彼女を手伝ってあげる。
ハン・ソンへ
(チン・ソヨン)
ハンジュグループの次期会長候補
ベトナム人の家政婦によるとハンジュ家族の中で理性的に悪い人。家族みんながカン・ミナをいじめるときは唯一に理性的な判断で彼女を助けてくれるけど、好意があるわけではない。ユミングループの第2相続者、カン・ミナの伯母を利用してカン・ミナの相続権を奪おうとしたり交通事故を企んだりする。
世論やマスコミを意識する緻密な人なだけで、基本的に他人のことを見下している。 女子という理由でお兄さんや弟に会長になる権利を奪われることに強く不満を持っているが、別に経営能力が優れているわけでもなく彼女が担当しているハンジュホテルは毎年赤字である。
アン・ユジュン
(イ・ウォングン)
チョ・ヨンジュの後輩検事
上流層の息子でヨンジュに服装などのアドバイスをしてくれる頼もしい後輩検事。突然行方不明になったヨンジュを一番心配する人でもある。ハン・ソンへの計略でカン・ミナを麻薬投与容疑で会えるチャンスがあったけど、ユミングループの早速な対処で会えることができなくなる。電話でカン・ミナと話す時なぜか彼女と相性良く対話が続くことに疑問を持つようになる。
ノ・ハクテ
(キム・チャンワン)
ハンジュグループの弁護士
14年前の工場事故で死んだハン・スンウクの父の右腕だった人。 ハン・スンウクの父の後援で勉強し検事になったが、早めに検事をやめてハンジュグループの弁護士として働き始めた。なくなった父の代わりに、スンウクの父のような存在になっている。 彼にいちいち文句を言いながらも彼をことを手伝ってくれる。カン・ミナではないカン・ミナと出会ったスンウクが笑うようになったことを見て安心している。
キム・理事
(イェ・スジョン)
ハンジュグループ会長家の家事責任者
先代会長の時からハンジュ家を担当しハンジュグループの秘密を全て分かっている謎の人物。先代会長夫人の痴呆を最後までちゃんと看病したことでハンジュグループの名誉取締役になった。思ってたよりも強い権力を持っている。
交通事故以降カン・ミナの正体を疑っていたハン・ソンへが豆そばにナッツを入れるように頼むが、彼女の判断でナッツを入れなかった。家内での陰謀は許せない方針を持っている裏の権力者。
ドラマの見どころ
1)爽快な女子不正検事
検事は合法的な組織暴力団だと出張しながら堂々に賄賂を要求する不正検事。暴力団の頭の前でもちっともビビらずに超気ままであるのが格好良すぎる。上司には超ゴマをするけど、それに対しても堂々で率直なのがまた気持ちいいし企業の社長から接待される時の脅迫の仕方や話す内容がめちゃ論理的!
イ・ハニは大人気だったドラマ”熱血司祭”でも似てるような不正検事役を演じたことがあり、イ・ハニ独特なはっきりした喋り方がこんな役にぴったり。映画”エクストリーム·ジョブ”でもムエタイ世界チャンピオン出身の刑事役だったため、アクションシーンも格好良く消化していて、見ていると気持ちいい!
(1話のエピローグに”熱血司祭”と”エクストリーム·ジョブ”の同僚が友情出演w)
2)いじめられた嫁が180度変わった
カン・ミナはハンジュ家でいじめられながらも全然抵抗もせず、言い返しさえしなかった。でも、彼女の代わりになった記憶喪失中のチョ・ヨンジュは自分が誰かも覚えてないけど、本能的に本来の性格や習慣が出てしまって周りを驚かせたりするのが一番面白くて痛快なポイント!
病院で目を覚めた彼女に姑がいつもと同じくピンタをしようとした瞬間、姑の腕を素早く制止しながら”このばば、狂ったかよ!”と雑言を吐き出すシーンからがめちゃいい!w ハンジュ家に入って、愚痴りながら家事労働をする時、ベトナム出身の家政婦と自分もわからないうちになぜか流暢なベトナム語で姑の悪口を言ったり、
自分の悪口を英語で面前で言う家族たちに、普通に英語で言い返したりするのも最高!
彼女の夫の家族への反撃は、大勢の主婦たちの熱い支持を受け、ドラマ人気の秘訣になったはず!
3)サイダー復讐
韓国では最近、人の状況や対応が息苦しいことを”さつま芋”、反対語としては解決や復讐から感じるスッキリ感を”サイダー”と良く言う。コメディードラマでトレンドをちゃんと反映している分、最終話にサイダーを飲むシーンを直接入れているくらい、みんなの復讐がスッキリできて、爽快な気分にさせてくれる。
今までの大体のドラマが最後のサイダーのために、さつま芋を10000個くらいを食べながら我慢しないといけなかったとしたら、この”One the Woman”は主人公チョ・ヨンジュの性格的に2話からサイダー展開が始まって、毎話が面白いしさつま芋があまりないのが魅力的である。最後までサイダーが続くのが良い!
総合評価
ドラマ"One the Woman"の成功は意外な結果だった。SBSが前作”ペントハウス”に莫大な予算を使ったのであまり製作費をかけられない中、MBCが15億円を投資した”黒い太陽”とチョン・ジヒョンというトップスターの”智異山”との競争だったし、イ・ハニ一人でドラマをリードするのは初だったから。
やっぱりちゃんと作ったコメディーはみんなに一番歓迎されることを証明したと言えるでしょう。
韓国ドラマでよく出る不道徳な財閥家門、記憶喪失、不正検事というありふれた素材を今のトレンドをちゃんと反映して演出しているのが視聴者たち、特に女性層にきいたと思う。イ・ハニの1人2役演技もうまくて、同じ顔の2人が全く違う人に見える。
イ・ハニは2006年度ミスコリア1位で、その年のミスユニバス大会では4位になり韓国では歴代最高のミスコリアだと評価される人。今はMiss Koreaのロールモデルになっている。ローヤルファミリー出身、ソウル大学校で韓国伝統音楽を専攻したことでも有名である。
昨年7年間公式的に交際してた俳優ユン・ケサン(映画”犯罪都市”の悪党役)と別れて、ちょうど今年8月ユン・ケサンが新しい女性と結婚発表をした時点でこのドラマが始まった。二人の交際は長かったし別れてあまり時間も立てなかったのでマスコミはイ・ハニを可哀想な元彼女のように扱ってたけど、結果的に初の一人でリードしたドラマを、強力的な競合ドラマを全部勝ち抜き一番高い視聴率で大成功させたことになった!さらに、ドラマ終放後イ・ハニの新しい熱愛が報道され、仕事も恋愛も成功し、もうそれ以来、誰もイ・ハニを同情することはなくなっている。(すごい〜ハニ)
このドラマは主人公イ・ハニ、相手役のイ・サンユン、弁護士役のキム・チャンワンの3人ともソウル大学出身ということでも話題だった。
ストーリー自体はありふれているけど面白いし、何よりもイ・ハニの健康的な魅力が分かるようになる!
[目次]
1)ドラマ概要
3)企画コンセプト
4)あらすじ
5)登場人物
6)ドラマの見どころ
7)総合評価
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
XOXO